プロフェッショナルとは、素人に圧倒的な力の差を見せつけること松本人志
2010年10月10日日曜日
2010年8月27日金曜日
2010年8月24日火曜日
便利屋さんになりたい
僕は、ビジネスパーソンとして、便利屋さんになりたいと思う。かっこ良く言えば、ユーティリティープレーヤーになりたい、と思う。
便利屋さんとは、「何でもそこそこ出来る」。特定の領域に極端に秀でているわけではないけど、何でも人並みかそれ以上にこなしてしまう。便利屋さんを使う側にとってみたら、状況やタイミングによらず同じ人にいろんなことをお願いすることができて、便利。逆に特定の領域において極めて優秀な一方、他はあんまり出来ない人は、特定の状況やタイミングでは重宝するけど、それ以外では有用ではない。加えて、「誰とでも仕事出来る」。何でもそこそこ出来て、それを状況やタイミングに応じてフレキシブルに使い分けられれば、組む相手によって仕事の仕方や価値の出し方を変えることができる。逆に、特定の領域に強みがある人は、同じ領域に強みがある人と一緒に仕事できない(出来るけど、あんまり上手くいかなそう)。
僕は大学での五年間と、ビジネスマンとしての二年半で、自分が何かに極端に秀でて、その点で周りを圧倒できるような人間ではないことに気づいた。大学二年生くらいまでにはそうありたいと思っていたけど、どの領域でもちょっとこれはかなわんな、という人がいることを知った。だから、そういう競争は降りることにして、ただ、何でもそこそこ出来るということで価値を出せないかと模索しています。
何でもそこそこ出来るなんて、中途半端なだけで強みにならない可能性ももちろんある(むしろ高いかも)。だけど、いつもいつも特別な強みを持った人間が過不足なくあつまって最高のチームをつくるなんてこと出来ないようにも思う。
以前、情熱大陸で中田浩二が、「僕の強みはどんな監督にもアジャストしてプレーできること」と言っていて、結構励まされた。中田浩二は、誰よりも鋭く曲がる左足のフリーキックも、誰も追いつけないオーバーラップも持っていないけど、ボランチもセンターバックもサイドバックも出来て、実際そこが評価されていたように思う。
そういう、ビジネスパーソンになりたい。
便利屋さんとは、「何でもそこそこ出来る」。特定の領域に極端に秀でているわけではないけど、何でも人並みかそれ以上にこなしてしまう。便利屋さんを使う側にとってみたら、状況やタイミングによらず同じ人にいろんなことをお願いすることができて、便利。逆に特定の領域において極めて優秀な一方、他はあんまり出来ない人は、特定の状況やタイミングでは重宝するけど、それ以外では有用ではない。加えて、「誰とでも仕事出来る」。何でもそこそこ出来て、それを状況やタイミングに応じてフレキシブルに使い分けられれば、組む相手によって仕事の仕方や価値の出し方を変えることができる。逆に、特定の領域に強みがある人は、同じ領域に強みがある人と一緒に仕事できない(出来るけど、あんまり上手くいかなそう)。
僕は大学での五年間と、ビジネスマンとしての二年半で、自分が何かに極端に秀でて、その点で周りを圧倒できるような人間ではないことに気づいた。大学二年生くらいまでにはそうありたいと思っていたけど、どの領域でもちょっとこれはかなわんな、という人がいることを知った。だから、そういう競争は降りることにして、ただ、何でもそこそこ出来るということで価値を出せないかと模索しています。
何でもそこそこ出来るなんて、中途半端なだけで強みにならない可能性ももちろんある(むしろ高いかも)。だけど、いつもいつも特別な強みを持った人間が過不足なくあつまって最高のチームをつくるなんてこと出来ないようにも思う。
以前、情熱大陸で中田浩二が、「僕の強みはどんな監督にもアジャストしてプレーできること」と言っていて、結構励まされた。中田浩二は、誰よりも鋭く曲がる左足のフリーキックも、誰も追いつけないオーバーラップも持っていないけど、ボランチもセンターバックもサイドバックも出来て、実際そこが評価されていたように思う。
そういう、ビジネスパーソンになりたい。
2010年8月9日月曜日
ご報告:結婚のお知らせ
これまで、どんなコミュニティーに属したときも、そこから離れることが辛くて辛くて、そんな自分の弱さが恨めしかった。その弱さはいつまでたっても変わらないし、だけど常に変化していたいから、今後もその辛さから逃れることは出来ないような気がする。
ただ、一生離れなくていいコミュニティーを、どうやら手に入れられたようです。
昨日、2010年8月8日、入籍しました。
僕自身の何かが変わったわけではないですが、みなさま今後も宜しくお願いします。
ただ、一生離れなくていいコミュニティーを、どうやら手に入れられたようです。
昨日、2010年8月8日、入籍しました。
僕自身の何かが変わったわけではないですが、みなさま今後も宜しくお願いします。
2010年7月12日月曜日
2010年6月13日日曜日
2010年6月6日日曜日
2010年5月8日土曜日
自信ついてきたのか?
GWは結局毎日仕事だった…毎日やたらいい天気で、家の目の前の公園でたくさんの人がのんびり過ごしているのを横目にオフィスに行くのは中々つらいものでした…
仕事自体はいい経験になっているし、お客さんも頑張ってるから、やるしかないのだけど。。。でも、仕事だけの人生じゃないからねぇ。20代の限られた時間の使い方は、そろそろ考えないといけないことかもしれん。30歳になったときに、どんなに優秀でも英語がいまのレベルってのは結構つらいだろうしね。
…
最近、ようやく自分に何が出来るのかが明確になってきた気がする。どんな仕事のときでも寄ってたつ原則が見えてきた、というのか、なんというのか。すると、変な不安がなくなる。どんな課題があろうと、結局自分ができることを組み合わせて、限られたリソースの中で出来る限りのことをやるしかないから。この仕事べつに魔法を使うわけじゃないし。
出来ないことは出来ん!と割り切ることも出来るしね。
今まではあんまり実感なかったんだけど、最近はいま学生団体の活動をもう一回やったら当時を遥かに超えるアウトプットを組織として(個人として、ではなく)出せる自信がついてきた。まあ昔の自分をちゃんと覚えているわけではないから、何ともいえない部分もあるけど。
ということで、会社に対するモチベーションは劇的に下がりつつ、職種へのモチベーションは結構高まってる今日この頃です。
仕事自体はいい経験になっているし、お客さんも頑張ってるから、やるしかないのだけど。。。でも、仕事だけの人生じゃないからねぇ。20代の限られた時間の使い方は、そろそろ考えないといけないことかもしれん。30歳になったときに、どんなに優秀でも英語がいまのレベルってのは結構つらいだろうしね。
…
最近、ようやく自分に何が出来るのかが明確になってきた気がする。どんな仕事のときでも寄ってたつ原則が見えてきた、というのか、なんというのか。すると、変な不安がなくなる。どんな課題があろうと、結局自分ができることを組み合わせて、限られたリソースの中で出来る限りのことをやるしかないから。この仕事べつに魔法を使うわけじゃないし。
出来ないことは出来ん!と割り切ることも出来るしね。
今まではあんまり実感なかったんだけど、最近はいま学生団体の活動をもう一回やったら当時を遥かに超えるアウトプットを組織として(個人として、ではなく)出せる自信がついてきた。まあ昔の自分をちゃんと覚えているわけではないから、何ともいえない部分もあるけど。
ということで、会社に対するモチベーションは劇的に下がりつつ、職種へのモチベーションは結構高まってる今日この頃です。
2010年4月2日金曜日
4月2日ということで、
26歳になってしまいましたよ。。
もうだいぶ大人な感じですね。年齢だけは。。
サラリーマンとしてもなんと三年目になってしまいました。
入社時の予定どおり生きるんだったら最後の一年ですよもはや。
まあ何はともあれ、「調べる」ことではなく、「考える」ことで価値をうみだすとはどういうことなのか、うみだすためにはどのように「考え」ればいいのか、というあたりを探ってみたいなと思う今日この頃です。
もうだいぶ大人な感じですね。年齢だけは。。
サラリーマンとしてもなんと三年目になってしまいました。
入社時の予定どおり生きるんだったら最後の一年ですよもはや。
まあ何はともあれ、「調べる」ことではなく、「考える」ことで価値をうみだすとはどういうことなのか、うみだすためにはどのように「考え」ればいいのか、というあたりを探ってみたいなと思う今日この頃です。
2010年1月3日日曜日
2020年くらいまでに
そういえば、今年の目標みたいな話を書くのを忘れてた。
といっても、組織論を勉強しますーとか、英語をなんとかせねばー、とかそういうことをここに書いても仕方ないので・・・、2020年くらいまでの長期目標を二つ、今決めたので書いておく。で、毎年ふりかえろう。
・本当の意味で、信頼され、頼られ、相談される人になる
・世界観を持つ
どっちも、そもそも信頼され、頼られ、相談される人とはどういう人なのか、そもそも世界観をは一体なんなのか、という問いに答える作業から始めないといけない。
なので時間がかかると思う。正直2020年とはいわず、2015年くらいまでには達成したいけれども。
一点目について、二年間働いてわかってきたのは、単なる知識だけでは相談されることはないこと。それは相談ではなくて、情報を求められているだけ。
例えば、途上国でインターンをしようと思っている人に相談されたことがあるわけだけど、情報提供を超えた価値をうみだせていたとは思えない。
もちろん知識や情報は大事。途上国で生活したことがなければ、途上国にいきたい人の相談にはそう簡単にのれませんし。しかし途上国のことを知ってるだけでは、永遠にそれ以外の相談にのることはできないし、一度途上国に行ってしまえば、その人にとって僕は用無し。それは、本当の意味で頼られてる、とは言えない。
それでは、常に、途上国に行きたい人に、上司に、はたまた経営者に、信頼され、頼られ、相談される人とはどんな人なのか。まずはここから考えないと。
二点目は完全に五里霧中。一体なんのことやら。
だけど、尊敬する先輩社員に、専門知識でかなわない人と対等に話すためには世界観が必要、と言われたので、書いてみた。いつかこの意味がわかる日がくるのだろうか・・・。
先は長い。
といっても、組織論を勉強しますーとか、英語をなんとかせねばー、とかそういうことをここに書いても仕方ないので・・・、2020年くらいまでの長期目標を二つ、今決めたので書いておく。で、毎年ふりかえろう。
・本当の意味で、信頼され、頼られ、相談される人になる
・世界観を持つ
どっちも、そもそも信頼され、頼られ、相談される人とはどういう人なのか、そもそも世界観をは一体なんなのか、という問いに答える作業から始めないといけない。
なので時間がかかると思う。正直2020年とはいわず、2015年くらいまでには達成したいけれども。
一点目について、二年間働いてわかってきたのは、単なる知識だけでは相談されることはないこと。それは相談ではなくて、情報を求められているだけ。
例えば、途上国でインターンをしようと思っている人に相談されたことがあるわけだけど、情報提供を超えた価値をうみだせていたとは思えない。
もちろん知識や情報は大事。途上国で生活したことがなければ、途上国にいきたい人の相談にはそう簡単にのれませんし。しかし途上国のことを知ってるだけでは、永遠にそれ以外の相談にのることはできないし、一度途上国に行ってしまえば、その人にとって僕は用無し。それは、本当の意味で頼られてる、とは言えない。
それでは、常に、途上国に行きたい人に、上司に、はたまた経営者に、信頼され、頼られ、相談される人とはどんな人なのか。まずはここから考えないと。
二点目は完全に五里霧中。一体なんのことやら。
だけど、尊敬する先輩社員に、専門知識でかなわない人と対等に話すためには世界観が必要、と言われたので、書いてみた。いつかこの意味がわかる日がくるのだろうか・・・。
先は長い。
「難民」になる覚悟
みなさま、今年もよろしくおねがいいたします。
今年は、去年にもまして、自分のアウトプットとインプットを厳しい目で見れていけたらいいなと思います。特にインプットは、自分を律しないとなかなか出来ない環境にいますので。
あと、人生には決断と勝負が必要ですので、そのへんを忘れずに。一つ大きな決断を今年は下しそうです。(会社はやめません)
==
いつか、難民に関する文章を書いたことがあります。アフリカや中東のニュースで話題になる、あの難民です。
難民は、「国民ではない人々」と理解することができます。国民国家の世界における例外的な人々です。
地球上に生まれる限り、基本的には人はどこかの国の国民としてうまれます。国民国家体系がなくなる前に人類は宇宙で生活を始めそうだから、きっと宇宙で人が生まれる時代になっても、決して地球人とか宇宙人ではなく、何らかのルールのもとでどこかの国の国民になるでしょう。
国民としてうまれれば、その国の保護をうけることができます。海外で大地震がおこると、日本国政府は日本人の死者がでていないか調べてくれます。海外でお金をすられてどうしようもなくなったら、とりあえず日本国大使館に泣きつきましょう、なんとかしてくれます(あまり喜ばれる利用法ではありませんが)。
そんな中で難民というのは、何らかの事情で、本来保護をしてもらえる国から保護してもらえられなくなった人たちのことをいいます。正確にいえば、「何らかの事情」に制限がありますし、「保護してもらえない」というよりは「迫害を受ける」というのが正しい定義ですが、そんな大差ないです。
人は、国家に守ってもらえるもの、それが当たり前でした。難民は国家に守ってもらえないので、国家以外の誰かが守らにゃいかんぜよ、ということで、当時難民問題を担当する国連組織の偉い人だった人が、「人間の安全保障」というのを言い出しました。国じゃなくて、一人一人の人間を助けないと、あぶれちゃう人がいますよね、よくないですよね、という考え方です。
いま、発展途上国支援において、国レベルでこの考え方を大事だといっている国があります。日本です。JICAのホームページを見ると、なんかいろいろ載ってます。
だけど、そろそろ、日本人も人間の安全保障の対象になることを考えはじめてもいいんじゃなかろうか、と思います。
まだまだ失業者は増え、税収は容赦なく減っていきそうです。国の借金も減りそうにありません。もうみんな満足するほどお金は使えないんだということを、事業仕分けが教えてくれました。年金が何の問題もなく数十年後も支払われるなんて、もう思っている人はあまりいないはず。ハイパーインフレが起きたら、がんばって貯めたお金もパーです。
もう国は守ってくれないかもしれません。ではなく、守れなくなってしまうかもしれません。
そのとき、日本人は「難民」です(国内避難民かな?)。そうなる準備が必要なのかな、と。もちろん今年中にそろえないと!っていう時間軸はないでしょう。でも、これ、準備しようと思うと、それなりに計画と時間が必要なものな気がするのです。
今年は、去年にもまして、自分のアウトプットとインプットを厳しい目で見れていけたらいいなと思います。特にインプットは、自分を律しないとなかなか出来ない環境にいますので。
あと、人生には決断と勝負が必要ですので、そのへんを忘れずに。一つ大きな決断を今年は下しそうです。(会社はやめません)
==
いつか、難民に関する文章を書いたことがあります。アフリカや中東のニュースで話題になる、あの難民です。
難民は、「国民ではない人々」と理解することができます。国民国家の世界における例外的な人々です。
地球上に生まれる限り、基本的には人はどこかの国の国民としてうまれます。国民国家体系がなくなる前に人類は宇宙で生活を始めそうだから、きっと宇宙で人が生まれる時代になっても、決して地球人とか宇宙人ではなく、何らかのルールのもとでどこかの国の国民になるでしょう。
国民としてうまれれば、その国の保護をうけることができます。海外で大地震がおこると、日本国政府は日本人の死者がでていないか調べてくれます。海外でお金をすられてどうしようもなくなったら、とりあえず日本国大使館に泣きつきましょう、なんとかしてくれます(あまり喜ばれる利用法ではありませんが)。
そんな中で難民というのは、何らかの事情で、本来保護をしてもらえる国から保護してもらえられなくなった人たちのことをいいます。正確にいえば、「何らかの事情」に制限がありますし、「保護してもらえない」というよりは「迫害を受ける」というのが正しい定義ですが、そんな大差ないです。
人は、国家に守ってもらえるもの、それが当たり前でした。難民は国家に守ってもらえないので、国家以外の誰かが守らにゃいかんぜよ、ということで、当時難民問題を担当する国連組織の偉い人だった人が、「人間の安全保障」というのを言い出しました。国じゃなくて、一人一人の人間を助けないと、あぶれちゃう人がいますよね、よくないですよね、という考え方です。
いま、発展途上国支援において、国レベルでこの考え方を大事だといっている国があります。日本です。JICAのホームページを見ると、なんかいろいろ載ってます。
だけど、そろそろ、日本人も人間の安全保障の対象になることを考えはじめてもいいんじゃなかろうか、と思います。
まだまだ失業者は増え、税収は容赦なく減っていきそうです。国の借金も減りそうにありません。もうみんな満足するほどお金は使えないんだということを、事業仕分けが教えてくれました。年金が何の問題もなく数十年後も支払われるなんて、もう思っている人はあまりいないはず。ハイパーインフレが起きたら、がんばって貯めたお金もパーです。
もう国は守ってくれないかもしれません。ではなく、守れなくなってしまうかもしれません。
そのとき、日本人は「難民」です(国内避難民かな?)。そうなる準備が必要なのかな、と。もちろん今年中にそろえないと!っていう時間軸はないでしょう。でも、これ、準備しようと思うと、それなりに計画と時間が必要なものな気がするのです。
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