今までなぜか食わず嫌いだったのでこの連休中に一気に読了。
(いや、仕事結構あったんですけどね…。仕事の間に読むつもりが
読書の合間に仕事になっちゃってちょっとやばい)
この議論がどれくらい的を得ていて、いまどんな評価をされているのか
は残念ながら知らないけど(調査依頼中)、
人間の歴史をすぱっと斬っていて興味深い。
「歴史」というごちゃごちゃしたファクトをスパッと斬ってまとめる
「史観」はいまの仕事と関連が深いと聞いていたけど、確かに納得。
正しいかどうかは別として、説得力はある議論。
ファクトの量と、その整合性がカギなのかな。
とりあえず知らなかったファクト大量に出されて、
それらがきれいに整理されて美しいストーリーになっていて、
しかも結論に違和感がないと、「ほほー」となりますもんな。
まあ若干の胡散臭さはあるけれども…
あと個人的に興味深かったのは、この本の議論って実は
「人はインセンティブに反応する」っていうのを
(たぶん)無意識に前提においていること。
かなりの部分これって真なんじゃないんだろうかね。
2 件のコメント:
プレッシャーかけてきてますなー笑
川勝さんは読んでないけど、ウォーラーステインとかも歴史を見る「大局観」みたいのが美しいよねー。確かにストーリーテリングという文脈でお仕事に通じるとこもあるねー。
よろしくお願いします、笑
「胡散臭さ」からは逃れられない職業なのかもね、とか思いまする
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